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オストメイト対応トイレについて

1.公共施設のオストメイト対応トイレ

オストメイト対応トイレの歴史は1998年にさかのぼります。

当時のオストミー協会の働きによって、洗面器を代用した日本初のオストメイト対応トイレが千葉県に設置されたことがはじまりです。

その後、2006年に「バリアフリー新法」が施行されるなど、社会的な動きもありオストメイト対応トイレは全国各地に設置されていきました。こういったオストメイト対応トイレの定着は、オストメイトの生活の質向上に大きく貢献しています。

オストメイト対応トイレの設備

オストメイト対応トイレは、立ったままの楽な姿勢で排泄処理ができるように設計されています。

また、腹部を洗浄するための温水シャワーや手洗い石鹸など、装具交換において便利な設備・機能が備わっているのが特徴です。

オストメイト対応トイレの目印

オストメイトマークについては、こちらの記事で特集しています。

2.家庭用の専用便座

公共施設にあるようなオストメイト対応トイレは便利でこそありますが、費用や置き場所の観点からご自宅に設置することはなかなかできません。

そのため、日常生活での排泄処理は家庭用トイレで行うケースがほとんどです。

一般的な家庭用トイレでは立ちながらの排泄処理は難しく、また便座に座りながらの処理も十分なスペースを確保することが出来ないので手間がかかります。かといって膝をついたり中腰になっての処理は身体に負担がかかってしまいます。

そのようなお悩みですが、ご自宅の便座を変更することで解決できるかもしれません。

前広便座「ZA FREE（ザ フリー）」の特徴

家庭用トイレでの排泄処理に悩むオストメイトに向けて、「ZA FREE（ザ フリー）」という専用の便座が販売されています。

「ZA FREE」は従来の便座よりも幅が広く、排泄処理をするスペースが確保できるため、便座に座ったままでもストレスなく作業できるのが特徴です。

また、専用の便座に付け替えるだけなので、大掛かりな工事の必要がありません。

「ZA FREE」の購入方法

ザイタックで注文を承ることが出来ます。

トイレの製造メーカーや形状によって取付費用が変動しますので、まずはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

また、こころのふれあいひろばにて、製造メーカーのさつき株式会社様がコラムを執筆してくださいました。

開発までの想いが確認できる内容となっていますので、ぜひご覧ください。

4.まとめ

いかがでしたか？

近年、公共施設でのオストメイト対応トイレの設置が進み、オストメイトの生活の質は向上してきています。

その反面、自宅での排泄処理に悩みを抱えている方が多いという事実もあります。

今回紹介した「ZA FREE」は、自宅の便座を付け替えるだけで毎日の排泄処理の悩みを解消できる商品となっています。

公式YouTubeにて、商品紹介PVが公開されておりますのでよろしければご覧ください。想いの詰まったメッセージを感じることが出来ると思います。

この記事の情報が、皆様のストーマライフの一助となりましたら幸いです。

コラムコーナー「こころのふれあいひろば」のお知らせ

ザイタックのホームページでは、「オストメイトの明るいくらし」を実現するためのコンテンツとして、各界の有識者によるコラムコーナー「こころのふれあいひろば」を開設しています。

認定看護師、理学療法士、ヨガインストラクター、訪問看護師など、様々な方面でご活躍されている方から、オストメイトのみなさまへお伝えしたい思いをお届けしております。

様々なコラムを用意しておりますので、ぜひお立ち寄りいただき、色々な情報に触れてみてください。

ご自身の興味のある情報はもちろん、今まで触れてこなかった情報に触れることで、なにか新しい発見があるかもしれません。

「こころのふれあいひろば」が、オストメイトのみなさまの「明るいくらし」のキッカケのとなりましたらうれしい限りです。